修復歴有の車、想定される不具合は?

修復歴有の車は、見た目はキレイに修理され素人の一般ユーザーが見てもわかりません。修復歴有の車は、走行に関する重要な部分が修復されている場合には、時間が経つにつれて不具合が発生することが想定されます。どの部分が損傷し修復すると、どのような不具合が発生する可能性があるか紹介します。

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修復歴有の車は低価格 そのデメリットも考える

購入希望の車種が中古車で安く販売されていたが「修復歴有」の表示がある。このようなケースは少なくありません。走行に関する重要な部分が修復されている、車の骨格部分が損傷を受けた車は、車の剛性、まっすぐ走らなくなるなど影響が出る場合があります。

中古車購入後に、不具合が発生した場合には、中古車価格が安かった分以上の修理代がかかるリスクも忘れないことが大切です。修復歴の有無や修理箇所がわかっても、不具合が発生するかどうかはプロでもわかりません。

販売する側としては「しっかり修理済です」と言って販売するのは当然で、トヨタ系や日産系の中古車販売ディーラーにおいても修復歴有の車は存在します。

メーカーディーラーだから修復歴有でも安心とは言い切れません。中古車保証の保証期間はありますが、保証期間は大抵半年から1年と短く、保証期間内に不具合が生じるとも限りません。

二度目の大地震に住宅は耐えられない?車も同じ

地震による揺れに強い住宅が話題になりますが、一度大きな揺れに耐えた住宅は耐震性能は大幅に低下し、二度目は耐えられず、強い余震で崩壊するケースも少なくありません。最初の揺れで柱に歪みやズレが生じ、一度は守ったが、本来の耐震性能が大幅に低下していることが原因とされます。

車も同じことが言えます。衝突安全性能が向上している現代の車は車体全体に衝撃を分散させ吸収させることで、乗員に対する衝撃を緩和させ安全性能を高めています。一度衝撃を吸収し変形した骨格・フレームを修正したり、溶接して交換した場合には、本来の強度は保てません。

見た目は普通でも、万一の事故の際には乗員を守るだけの衝撃吸収能力が無くなっていると判断するのが妥当です。安全性能を重視するなら大事故からの修復された車の購入は避けることをおススメします。

まっすぐに走らないケース

車は本来、ハンドルがまっすぐで、路面が平坦ならまっすぐに走るものです。しかし、修復歴有の車はまっすぐに走らなくなるケースもあります。車両斜め前方及び後方からの衝突、側面衝突により、サイドパネルやフレームを修理・修正した場合考えられます。修理して乗り続ける場合には本人がその変化に気づきます。

修理した当初は問題無くても、走行中の振動等で少しずつ歪み、まっすぐ走らなくなることもあります。損傷したまま、売却した場合には、修理後に販売され、その車を購入したユーザーが気づきます。修復箇所をしっかり把握し、まっすぐ走らなくなるリスクを受け入れつつ安い価格で中古車購入する場合以外はおススメできません。

雨漏り発生するケース

突然、フロントガラス周辺から雨漏りがしてくる、フロントガラスに何もしていないのにヒビが入ってしまうことが修復歴有の車で発生する場合があります。車の前方部分の損傷、横転などによるフロントガラスの損傷、ルーフパネル、ピラーの損傷で、フロントガラス交換やルーフ周辺を修理修正した車は要注意です。

修理が完了した時点では、見た目もキレイで問題ないように見えますが、修理時の僅かな歪みなどから、雨水が浸みた結果、サビが徐々に発生したり、フロントガラスのフチ部分のシーリングはがれてくることで雨漏りが発生します。

フロントガラスについては、ルーフやピラーの僅かな歪みが、走行中の振動やねじれによって、ガラスを圧迫しフロントガラスのヒビや割れの原因となる場合があります。

電気系統がショートするケース

突然、エンジンがかからなくなった、オルタネーター(発電機)が突然故障したなど、電気系の故障は、浸水歴有の車に多くみられます。大雨の影響などで車内まで浸水した車や、無理にアンダーパス等に侵入しエンジンが水を吸い込みエンジン停止した車には要注意です。浸水車修理は可能ですが、数か月後に電気系の故障の可能性があることを十分把握しておくことが大切です。

中古車販売において浸水車は修復歴のように明らかにされていない場合もあります。運転席や助手席のシートを一番後方にスライドさせて、シートレールに不自然なサビなどが無いか確認するだけでも効果的です。また、トランクルームのカーペットを剥がし、鉄板の窪みに不自然な湿気やサビがないことを確認するだけでも浸水車のリスクを回避できます。

修復歴有でも問題ないケース

中古車で修復歴有と表示されていても走行に影響ない修復もあります。

フロントのラジエターコアサポートやその付近の軽微な修復

フロントタイヤよりも前方の損傷でかつ、タイヤやシャフトに影響なく自走できる状態の軽微な損傷で若干の歪みを修復したのみなら、その後の走行にほとんど影響しないと考えられます。フロントタイヤがバーストする衝撃があった場合には、まっすぐ走らなくなることも考えられるので、タイヤを含まない前方の軽微な損傷に限ります。

リヤフェンダー付近のクオーターパネルのサビ修理

リヤフェンダー部分はフレームとセットになっている部分で、骨格に関わる重要な部分になるため、修理修復した場合には修復歴有になります。冬季の融雪剤などによるリヤフェンダーの内側から腐食した車は少なくありません。本格的に修理するには、切断し再溶接が必要で、ただ単にサビを取ってパテ埋めして再塗装しても、1年後には再びサビが発生します。この場合は事故による歪みは無いため、その後の走行に大きな影響は考えられません。

真後ろからの軽微な追突によるトランクルーム付近の損傷

真後ろからの追突で、横方向への力が加わっていないことが条件ですが、バンパー修理とほんのわずかなトランクルーム付近の変形なら、走行に関してはほとんど影響はありません。また、衝突安全性についても前方からの修復歴が無い場合には、衝撃吸収能力は確保されたままです。

修復歴有の車 故障で悩まないためには

一番は、修復歴の無い中古車を選ぶことが肝心です。また、修復歴無でも、同車種同年式の車の中で極端に安い中古車も避けることをおススメします。安い理由は必ずあります。車に詳しい友人や、信頼できるショップに相談することもよい方法です。

格安価格で修復有の中古車を購入する際には、車検の期間(2年)のみ乗る予定、近場のみで高速走行はしない単なる移動手段での使用など割り切った利用目的で購入することで、不具合発生時のトラブルを最小限に抑えることが可能になります。

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