アルファードのアグレッシブな純正カスタム版、しかし今やこちらが主流かも?歴代トヨタ ヴェルファイア

現在の1BOXタイプミニバンは大小メーカーの差こそあれメッキを多用した大型フロントグリルなど、押し出し感の強い純正カスタム風デザインが人気で、もうそれ一色となりつつあります。その中でも一番人気を誇り、純正カスタムミニバンの旗艦と言えるのがトヨタ ヴェルファイア。兄弟車のアルファードもデザインコンセプトは近づいてきましたが、ヴェルファイアの方がより若々しくアグレッシブです。

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トヨタ ヴェルファイアの画像検索結果URL
https://goo.gl/v2wZa6

画像検索結果URLです。画像を掲載しないのは著作権問題もありますが、珍しい車種の場合、画像そのものがWeb上になかったり、あったとしても小さいサイズの画像であったりと、サイトに掲載するにしても質のバラつきが出てしまうため、参考程度に画像検索結果URLを掲載しておきます。あとはご自身でお楽しみください。

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各代の概要と時代背景

総合概要:アルファード派生のヴォクシー上位版、トヨタ純正カスタムミニバン旗艦

トヨタの大型1BOXミニバンは、ハイエース派生のグランビア(1995年発売)から本格的に展開していきますが、ライバルの日産 エルグランド(1997年発売)がアメリカンテイスト溢れる押し出し感の強いデザインで人気となると、その影に隠れた形になります。

その状況を一気に打破すべく、「日本人が大型ミニバンに求める理想像」を徹底的に追求して生まれたのが、トヨタ初の大型FF1BOXミニバン、アルファード(2002年)でした。

日本人好みする内外装や高級感で、デビューするやエルグランドを圧倒していき大型ミニバンの代表的車種に成長したアルファードですが、1つ問題が生じます。

トヨペット店でアルファードGを、ビスタ店でアルファードVと、事実上同じ車種を2系統のディーラーで販売していたわけですが、2004年にビスタ店がネッツ店に統合されると、若者向けでスポーティイメージのあるネッツ店で大人向け高級志向はなじまなかったのです。

そこで、2代目アルファードへのモデルチェンジを機に、それをベースにボディやメカニズムは完全に共用しつつ、デザイン変更で大幅にイメージチェンジしたネッツ店向け大型1BOXミニバンとして2008年に登場したのがヴェルファイアでした。

ネッツ店では既に、中型1BOXミニバンのノア兄弟の中でも若者向けアグレッシブ志向のヴォクシー(2001年初代発売)が販売されており、車体は大幅に大きいものの、上下2分割ヘッドライトやクリアテールなど、ヴェルファイアにもそのデザインは共有されています。

これにより、ネッツ店のユーザーがヴォクシーから上位車種のヴェルファイアへとステップアップしやすくなる効果も産み、デザイン上のコンセプトは違えど、アルファードと共に大きなシェアを誇る大型1BOXミニバン界の双璧となりました。

アルファードV後継は巨大ヴォクシー?イメージ一新の初代20系(2008-2015)

2008年5月、アルファードGの後継として初代ヴェルファイアがネッツ店で発売されました。グレード構成や車体は2代目アルファードと全く共通で、フロントとリアを隠してしまえばほぼ見分けはつかず、特別仕様車でメッキドアミラーやメッキドアハンドルが装備される時も同時期なので、あくまで前後デザインと内装のみで差別化を図っていることがよくわかります。

しかし、逆に言えばそれだけで全く別車のように見せるデザインは秀逸で、ヴェルファイアの場合は1ランク下の中型1BOXミニバン、ヴォクシーと同様に、ヘッドライトとテールランプは上下2分割で後者はクリアテール、そして大型フロントグリルを持ちます。

アルファードのアグレッシブ版、そしてヴォクシーの大型上級版としてはこれで十分アピールしており、コンセプトが非常にわかりやすい形です。

豪華装備の特別仕様車も、アルファードの”Prime Selection”に対し、ヴェルファイアでは”PLATINUM Selection”と名前が違うだけで内容も発売日もほぼ同一。ハイブリッド車が2011年9月のマイナーチェンジで、スポーツカスタム版G’sが2012年11月に追加されたのも変わりません。

3.5リッターV6、2.4リッター直4ガソリンエンジンおよび、2.4リッター直4+モーターのハイブリッドというエンジンラインナップやサスペンションなどもアルファードと共通です。それだけに一部改良やマイナーチェンジで「もっとヴェルファイアらしいデザイン」へ変更していくことには気を使っており、細部やメッキパーツの量はアルファードより増えていくほか、内装もブラック基調となっています。

代表スペックと中古車相場

トヨタ GGH20W ヴェルファイア 3.5V 2008年式
全長×全幅×全高(mm):4,850×1,830×1,890
ホイールベース(mm):2,950
車重(kg):1,960
エンジン:2GR-FE 水冷V型6気筒DOHC24バルブ
排気量:3,456cc
最高出力:280馬力 / 6,200rpm
最大トルク:35.1kgm / 4,700rpm
乗車定員:7人
駆動方式:FF
ミッション:6AT
燃費(km/L):9.5(※10.15モード燃費)
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)トーションビーム
中古車相場(各型全て):79.8万円~488万円(ハイブリッド除く各型含む)

大型1BOXミニバンならではの重厚感あふれるアグレッシブさが魅力!2代目30系(2015-)

2015年1月、3代目アルファートと同時に2代目ヴェルファイアもモデルチェンジを受け発売。この代からアルファードもメッキを多用した大型フロントグリルを装着するなど、”大人の高級1BOXミニバン”から純正カスタム路線に転じますが、ヴェルファイアはもちろんフロント・リアともにそれを上回る「メッキ特盛仕様」が特徴です。

1クラス下のヴォクシーも当然のごとく同じようなデザインテイストですが、巨大なヴェルファイアはその巨体を活かし、同じようにメッキパーツを多用したアグレッシブデザインでも、そこに重厚感という要素を加えて格の違いを見せています。

低床化とロングホイールベース化により、車内高を先代同等に、前後スペースの余裕は先代以上に確保、低重心化とボディ剛性強化、リアサスのトーションビームからダブルウィッシュボーンへの変更で、走行性能や乗り心地も大きく改善されました。

安全性能面でも2017年12月には新世代の安全運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」へ更新され、上級グレードでは全ての機能がフル装備、下位グレードは一部装備となっています。

代表スペックと中古車相場

トヨタ GGH30W ヴェルファイア 3.5エグゼクティブラウンジ 2015年式
全長×全幅×全高(mm):4,930×1,850×1,935
ホイールベース(mm):3,000
車重(kg):2,100
エンジン:2GR-FE 水冷V型6気筒DOHC24バルブ
排気量:3,456cc
最高出力:280馬力 / 6,200rpm
最大トルク:35.1kgm / 4,700rpm
乗車定員:7人
駆動方式:FF
ミッション:6AT
燃費(km/L):9.5(※JC08モード燃費)
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)ダブルウィッシュボーン
中古車相場(各型全て):225万円~702万円(ハイブリッド除く各型含む)

各代の新装備

基本的に、同世代のアルファードと同じ時期に新装備が設定されており、以下箇条書きとさせていただきます。

先代にあたるアルファードVから大幅に装備充実した初代

・大型ヘッドレスト&電動リクライニング&オットマン装備の「エグゼクティブパワーシート」(3.5Z G EDITION、3.5V L EDITION)
・駐車空間検出機能付インテリジェントパーキングアシスト(前期型のみ)
・ワイドビューフロント&サイドモニター
・デュアルパワースライドドア&パワーバックドア(特別仕様車)
・運転席8ウェイパワーシート(特別仕様車)
・マイコンプリセットドライビングポジションシステム(特別仕様車)
・パノラミックビューモニター(2011年9月マイナーチェンジ以降オプション)
・E-Four(電気式4WD)搭載THS-IIシステム(ハイブリッド)
・AC100V-1500Wアクセサリーコンセント(ハイブリッド)
・AC100V/100Wアクセサリーコンセント(ガソリン車の特別仕様車)

安全装備面で進化した3代目

・世界初、内装の黒木目調部分にホログラム層を下地に採用
・リアサスをトーションビームから路面追従性に優れるダブルウィッシュボーン化
・制振材などを鋼板間に挟み込む積層構造の複合鋼板採用で静粛性向上
・2.4リッターガソリン車に新型CVTとアイドリングストップを設定し燃費向上
・2.4リッター車のCVTで7速、3.5リッター車のATとハイブリッド車のCVTで6速のシーケンシャルシフトマチックを設定
・フロア低床化で全高を低めつつ車内高は先代同等を確保
・サードシートスライド部下に世界初の148L大容量ラゲージ収納を設置
・セカンドシートのレールを延長し、最大1,160mmのスライドが可能な助手席スーパーロングスライドシート
・ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能付、スマートエントリー&プッシュスタートシステム
・8センサー式インテリジェントクリアランスソナー(超音波)
・ミリ波レーダー式衝突被害軽減ブレーキ
・左右確認サポート+シースルービュー機能付パノラミックビューモニター
・単眼カメラを追加し、車線逸脱抑止や全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどの機能を追加した安全運転支援パッケージ”Toyota Safety Sense”(2017年12月マイナーチェンジ以降)
・新型8速AT”Direct Shift-8AT”(2017年12月マイナーチェンジ以降の3.5リッターガソリンエンジン車)

派生モデル

ヴェルファイアハイブリッド(2代目・3代目)

リダクション機構付きTHSIIに、左右独立後輪モーターで凍結路面などでも積極的に姿勢制御を行う「E-Four」が採用設定された、経済性をより重視したモデル。いずれも主動力は2.4リッターガソリンエンジンですが、2代目の2AZ-FXEに対し、3代目では効率アップした新型の2AR-FXEに更新し、燃費性能を一層向上させています。

ヴェルファイアG’s(2代目)

トヨタの純正スポーツブランド、Toyota Gazoo Racingがプロデュースするスポーツカスタム仕様で、スポット溶接増しや補強材の追加でボディ剛性を増し、30mmローダウンの専用サスペンションを装着し、走行性能を向上。内外装に前後専用バンパーと全席アルカンターラ表皮のシートを採用しています。

次期大予想

アルファード同様、ヴェルファイアも2021~2022年頃にトヨタの新設計アーキテクチャ”TNGA”で開発されたプラットフォームやパワーユニットを搭載、さらに走行性能や環境性能に優れたモデルチェンジが予想されます。

売れ筋の大型高級ミニバンということもあり、レベル3までの自動運転システムも積極的に搭載されていくでしょう。その際もアルファードのアグレッシブ版であり、ヴォクシーの上級版という現在のポジションは堅持されると思われますが、問題はトヨタのディーラー網再編があるかどうかです。

もし再編があった場合、トヨタ店とトヨペット店、ネッツ店とカローラ店の統合が予想されるので、トヨタ店扱いのエスティマ、トヨペット店扱いのアルファードは、そのままアルファードが残るでしょうから問題がありません(そのためか、エスティマは長らくフルモデルチェンジが行われていません)。

下位車種にあたる中型1BOXミニバンも両系列ともエスクァイアですから、この面でもアルファードは磐石です。ただ、カローラ店とネッツ店が合併した場合、カローラ店のエスティマが消滅してヴェルファイアが残るのは当然として、下位車種のノアとヴォクシーのどちらが残り、どちらの上位車種として君臨することになるでしょうか。

それを見越したものか、ノアはマイナーチェンジでヴォクシーに近い純正カスタム路線へとデザイン変更がなされていますが、ディーラー再編ごにヴェルファイアの位置づけに若干の変化が起き、それに伴うデザイン路線の変更もありえます。アルファード同様の最新最高級ミニバンとして存続するのは間違いありませんが、どのような形になるかは、今後のトヨタディーラー再編次第です。

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